前橋市議会 2019-09-13 平成30年度決算委員会_市民経済委員会 本文 開催日: 2019-09-13
70 【大原環境政策課長】 初めに、まえばし赤城山小水力発電所の完成までの経過でございますが、平成27年6月に東京電力へ電力需給契約の申し込みを行いまして、平成28年9月に赤城大沼用水土地改良区と水利使用に関する協定を締結の後、工事に着手いたしました。工事は平成30年7月末に終了いたしまして、同年8月1日から発電を開始しております。
70 【大原環境政策課長】 初めに、まえばし赤城山小水力発電所の完成までの経過でございますが、平成27年6月に東京電力へ電力需給契約の申し込みを行いまして、平成28年9月に赤城大沼用水土地改良区と水利使用に関する協定を締結の後、工事に着手いたしました。工事は平成30年7月末に終了いたしまして、同年8月1日から発電を開始しております。
全体の事業計画といたしましては、富士見町赤城山の中腹を流れる赤城大沼用水土地改良区が管理する農業用水を利用し、水路を100メートルの落差で用水が持つ落差エネルギーを有効活用するものであります。具体的には、用水を自然流下させるのではなく、水圧管路から水車発電機へと流下させて発電することで、最大出力236キロワット、年間にいたしまして一般家庭約330世帯の発電量を見込む発電事業を行います。
この中でより一層の出力向上の方法など、さらに設置計画内容の精査を行うとともに、国への設備認定の申請や系統連系のための電力会社との協議、さらに県や赤城大沼用水土地改良区などとの協議あるいは手続を経まして、次年度以降設置工事へ進めてまいりたいと思っているところでございます。
設置の可能性が高いこの2カ所について調査しているとのことでありますが、現在の取り組み状況や今後の設備の設置までのスケジュール、また赤城大沼では用水を管理している赤城大沼用水土地改良区との協議はどこまで済んでいるのかお伺いいたします。
並行して年度内にはこの調査結果を踏まえた関係機関等との検討を重ね、赤城大沼用水への小水力発電の早期導入に向け、赤城大沼用水土地改良区と協議をしながら着実に進めてまいりたいと考えております。
38 【中根環境政策課長】 赤城大沼用水の事業化に向けた役割分担についてでありますけれど、これまでに県を交えた赤城大沼用水土地改良区の理事会などに本市も参加し、意見交換を行ってきております。水資源を管理する赤城大沼用水土地改良区では、独自で小水力発電事業を実施することは大変厳しいということであります。
127 【環境部長(宮下雅夫)】 赤城大沼用水、そして堀越町受水場の今後の取り組みということでございますが、まず赤城大沼用水については現在庁内関係課のほか、赤城大沼用水土地改良区や群馬県と意見交換や協議を進めており、今後実施主体の検討や具体的な課題の洗い出しを行ってまいります。
また、赤城大沼用水の幹線水路が被災した際の措置の概要でございますけれども、昭和の森から下流に当たる不入幹線水路で1級河川赤城白川のサイホン部分が破損をし通水不能となったため、群馬県中部農業事務所農村整備課、赤城大沼用水土地改良区と連携をし、応急処置で仮設管の布設を行いました。本復旧につきましては、23年度から県営の国庫補助事業によりサイホン部の施工を行う予定でございます。